(^^♪ 令和3年度介護報酬改定(介護保険改定)

令和3年度介護報酬改定ですが、例年なら県の主導で集団指導があり説明が入りますが、今年は、コロナの影響もあり取りやめとなりました、その代わりにホームページ上で動画視聴が出来るようになっています。

 

 

今年度のポイントは、

1.感染症や災害への対応力強化 

2.地域包括ケアシステムの推進 

3.自立支援・重度化防止の取組の推進

4.介護人材の確保・介護現場の革新 

5.制度の安定性・持続可能性の確保

となっています。

 

認知症への取り組み、看取りの充実なども図られています。

 

 

ターミナルケアでは、「人生の最終段階における医療・ケアの決定プロセスに関するガイドライン」等の内容に沿った取組を行うこととなっています。国が推進しているACP(人生会議)ともリンクするものとなっています。

 

 

私の以前の職場は、介護老人保健施設でした。中間施設と言われ在宅と病院との中間で、在宅復帰というものに力を入れてきた。しかし、今回の改定では看取りへの対応の充実もさらに求められ、死亡日45日前~31日前80単位/日という加算も新設されていおり、在宅復帰と看取りとのバランスの舵取りを介護老人保健施設は一層求められると感じました。

 

 

また、今回の改定の面白いところでは、デイなど入浴加算が50単位(約500円)、現場で働いているときは「これだけ入浴介助は大変なのに500円なのか」と思うこともありましたが、今回の改定ではなんと40単位に見直しされていました(笑)、良かったのは、医師等が利用者の居宅を訪問し、浴室における当該利用者の動作及び浴室の環境を評価していれば55単位を算定できるので安心しましたが・・・。

 

 

さらには、介護サービス事業者の適切なハラスメント対策を強化する観点から、全ての介護サービス事業者に、男女雇用 機会均等法等におけるハラスメント対策に関する事業者の責務を踏まえつつ、ハラスメント対策を求めることと するというものもあり時代の流れとハラスメントの重要性を感じました。