地元の関市市民活動センターだより「しっぷす」に掲載して頂きました。
数年前に、ソーシャルビジネスに関して登壇発表しました。
その時の発表内容は「ひとり寂しく亡くなる環境を防ぎたい」というものだったと思います。具体的に言いますと、自殺者や、孤独死などを防ぎたいというものです。
この時に調べた資料で関市でも年間約20名程度の自殺者(自死)の方がみえます。
自殺予防の電話相談を行っている身としては、この方が電話1本かけてくれれば、もしかして違う方向に言っていたかもしれないし、やはり何もかわらないかもしれないしと色々と考えてしまいます。自殺される方は視野が狭くなり「死」以外に考えれなくなってしまうと言われています。
一緒に悩み、一緒に考え、死以外の方法を何か考えれないかなと思います。
孤独死に関しては、1人で死ぬことは悪いことではありません。
しかし、お亡くなりになって数か月気付かれない、または、本当は人に囲まれながら死んでいきたかったが誰もそうしてくれる人がいなかったなど、このように人生の最後が寂しいものではなく、あたたかく安心して死を迎えることができる環境が大切だと思っています。
これからも悩んでいる方の支援が出来るように努力していきたい。