数年ぶりに開講された岐阜県関市「傾聴ボランティア養成講座」に参加してきました。
コロナウィルス感染症の影響で数年開講が出来ずにメンバーを確保することも難しく、すでに傾聴ボランティアのメンバーである方も活動の場がなくメンバーをやめていかれる方もみえたとのことで、本当にいろいろなところでコロナウィルス感染症の影響があるとあらためて痛感しました。
例えば、施設入所している利用者さまは、外出する機会やイベント参加なども出来ずに、そんなときこそ、傾聴ボランティアの方にいろいろとお話を聴いてほしいはずですが、施設側も感染症対策で訪問が難しい。
利用者様のストレスが溜まる一方で、認知症の方に関しては認知レベルの低下が進んだとも聞いています。
完全に感染症が収まるのを待つのではなく、現状をみながら出来ることを行っていくことが大事だと感じました。
講義の中で、傾聴の意義は以下のように説明がありました。
<傾聴の意義>
①生きる力
「存在認知」「自己重要感」「自己肯定感」
②自立支援
「カタルシス効果」